双極性障害と向き合おう【遺伝や生まれつきの気質が関係している】

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放置は極めてリスキー

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薬を飲み続けて再発予防

ハイテンションとローテンションが順番に訪れる双極性障害は、時として本人の性格と誤認されるため、治療が遅れるケースも見られます。また、ハイテンションの時は心身共に活力がみなぎっており、本人的には治療の必要性を一切感じないのも一般的です。しかし、双極性障害を放置しておくのは大変危険ですので、一刻も早く精神科で治療を始めましょう。心が高揚感で満たされている時は、気持ちが大変大きくなり、後先を考えずに大金を使ってしまう危険があるからです。浪費を重ねて借金まみれになるリスクがありますから、黙視して良い状態ではありません。仕事上でも類似の行動に出たり、実現不可能なプロジェクトを推進して、会社に甚大な被害を与えたりする可能性もあるのです。さらに、他人に対して暴力的な言動が増えるため、喧嘩によって人間関係も壊しやすくなっています。そのほか、自動車を運転する人は一層危険性を抱えており、無謀運転で周囲も巻き込むなど、人命に関わる危険があることは無視できません。どれもが人生を狂わす行為ですから、双極性障害は放置しないようにしましょう。再発しやすいのが双極性障害の特徴ですから、精神科医の指示に従って治療にあたることが、再発予防策としても欠かせません。特に気を付けておきたいのが服薬治療であり、治ったからといって勝手に服用を止めれば大抵再発します。また、副作用の観点から、自主的に服用量を一気に減らしても再発するため、必ず医師の判断を仰ぎましょう。そして、双極性障害は症状が引いて正常に戻った場合でも、3年から5年程度は、気分安定薬などを飲み続ける必要があります。場合によってはそれよりも長く服用を続けるケースもありますが、全ては再発を防ぐためなので、治っても薬を飲み続けましょう。服薬を終える際は、リチウムの血中濃度をチェックしながら、医師の下で少しずつ飲む量を少なくしますと、再発を防げます。そのほか、対人関係療法を受けて人間関係を良好に保ち、そこで生じるストレスを減らすことも有効です。さらに、不規則な暮らしは病変を引き寄せるため、毎日決まった時間に寝起きするなど、規則正しい生活を守って双極性障害を予防してください。